市原市からご来院の女性、腰痛で腰が後ろに反れない
30代女性が腰痛でいらっしゃいました。
こちらの女性、二日前に突然痛みが出てしまい、痛みは大部分落ち着いたものの、全く後ろに反れなくなってしまったそうです。
後ろに反れない場合、たいてい出っ張った骨が原因です。
では、施術です。
まずは、うつぶせになっていただき、背骨を見ていきます。
この女性の場合、だいたいこのあたりが痛いと、あらかじめ指摘していただいたので、わかりやすいのもありますが、すぐに原因と思われる骨を見つけました。
予想したとおり、腰椎5番が出っ張り、しかも横にもズレていました。
初めに、横ズレから揃えます。ズレている方向から助手が押して、私が足を引きます。
あしを引いた後は、そろったかどうかチェックします。たいてい、2、3回やると揃ってしまいます。
次は出っ張りを引っ込めます。
助手が上から押して、私が足をひきます。
これも、たいてい2、3回で揃ってしまいます。
次に軽くほぐします。
骨を揃えると、強くほぐす必要はありません。
揃えた骨が戻らないようにするためのほぐしです。
そして、一度立ち上がって様子をみていただきます。
前屈、後屈を確認していただくと、しっかりと後屈できるようになっていました。
こごまでこれば後はもう大丈夫です。
こちらの女性、2年前にも同じ症状でご来院されていて、一度来られたら良くなってしまい、ずっと調子が良かったそうです。
今回もまた、この一回で良くなって、長持ちするように願っております。
腰痛で市原市山田橋からいらっしゃいました
腰痛で市原市山田橋から30代男性がいらしゃいました。
こちらの男性は年に1回は必ず腰痛になるということで、今回は一年半ぶりの二回目のご来院。
昨日からぎっくり腰のように急に痛みが出たということでした。
では、うつ伏せになっていただき腰椎の曲がりを見つけていきます。
すると、腰椎2番と思われる骨がかなり曲がっており、しかも出っ張りもひどい感じでした。
とりあえずその骨を中心に骨をそろえて立ち上がっていただきます。
だいぶ楽になって後ろには曲げやすくなった!
と言っていただきました。
でも、前に曲げるとまだつらいということでした。
まだ曲がっている骨があるのでしょう。
前に曲げるとつらい時は中に入っている骨(へこんでる骨)がずれていることが多いので、3番4番のあたりを確認します。
すると、まだありました。曲がっている骨が。
へこんでる骨は、どちらかというとわかりづらいので見落としがちです。
そして、それを揃えて立ち上がっていただきます。
さっきよりも前屈がさらに楽になったと言っていただきました。
横に曲がっていた身体も真っすぐになり、こちらも安心しました。
腰痛といっても仙骨が原因の方が何人かいらっしゃいました
ある40代男性は後ろに反ると、お尻とふくらはぎの外側が痛むとのこと。
しかし、しゃがんだり、足を上げるには痛みはなし。
そして50代男性は、前後に 曲げるのは大丈夫だが、足が上がらず、引きずるようにしか歩けない。
膝も悪いのだが、こちらの方も腰からふくらはぎの外側が痛むとのこと。
お二人とも腰椎はそんなにズレはなし。
共通点はふくらはぎの外側。
そして、仙骨(尾てい骨のすぐ上の骨)のすぐ横を押すとかなり痛みあり。
そこを施術すると、痛みはかなり軽減されました。
40代男性は後ろに反る可動域が増え、50代男性は足が上がるようになりました。
ただ、仙骨はほんの少しのズレで痛みがかなり出ることがあり、そろえてもまたズレたら痛くなってしまいます。
防止するにはドスンと座らないこと。
なるべく長持ちすることを祈っております。
腰痛で長生郡長柄町から79歳男性がいらっしゃいました
腰痛で長生郡長柄町から79歳男性がいらっしゃいました。
こちらの男性はきれいなお孫さんに連れてきていただきました。
お孫さんに、以前来られたことがあるのか尋ねてみたところ、
「知り合いが前に来ていて、その方は1度来ただけで痛みが取れてしまった。」
ということでした。
こういう話を聞くとうれしいですね。
それでは、79歳の男性に戻りましょう。
コルセットやベルト、眼鏡を外してうつぶせになっていただきます。
腰痛ということなので腰椎を見ますが、さほどズレはない。
そして、坐骨神経を確認すると、ここから痛みが出ていました。
そして腰椎4番5番を再度チェックすると、ほんの少しのズレがありそれを施術。
ここの骨はほんの少しのズレで坐骨神経を刺激します。
軽くほぐして立ち上がっていただく。
まだ違和感はありそうでしたが、だいぶ楽になったようです。
あとは、お風呂上りに身体を前に曲げたり、後ろにまげたりすれば4,5日でもっと楽になるでしょう。
この男性は優しいお孫さんに恵まれて幸せですね。